この記事では、自律神経を効果的に整える方法を5つご紹介します。
少しでも参考になれば幸いです。
①正しくストレスを解消する
ストレスを溜めないことは難しいと思いますので、溜まったストレスをしっかり解消していくことが大切です。
ストレスは正しく解消しなければいけません。
ストレス解消にも、正しいやり方と間違ったやり方がありますのでご紹介します。
●間違ったストレス解消法
・お酒
・タバコ
・ギャンブル
・ネットサーフィン
・暴飲暴食
お酒を飲んだらダメとかギャンブルをしたらダメとか、そういうことではありません。それに頼りすぎると良くないということです。ほどほどにしましょう。
●正しいストレス解消法
・ゆっくりなテンポの音楽を聴く
・自然の中を散歩する
・読書
・筋トレ(運動)
・家族や友人との会話
・趣味に没頭する
これらはストレス解消に効果的と研究で明らかになっています。是非実践してみて下さいね。
②朝に日光を浴びる
人間はセロトニンとメラトニンというホルモンの分泌バランスにより、夜寝て朝起きるという体内時計の調整をしています。
朝に日光を浴びることでセロトニンというホルモンが分泌され、脳が活動モードに切り替わります。そして夜になると、そのセロトニンを材料としてメラトニンが分泌されます。メラトニンの分泌量が高まると眠たくなるのです。
つまり、朝にしっかり日光を浴びてセロトニンを分泌させておくことは体内時計を整え、自律神経を整えることにつながるのです。
朝カーテンを開けて部屋に日光を取り込んだり、ウォーキングや散歩、出勤時に15〜30分程度太陽の光を浴びることが大切です。
③軽い運動をする
疲れやストレスが溜まると、ゆっくり休んだり、睡眠をとることが多いかと思います。確かにそれも大事です。
しかし、休んでも寝ても疲れが取れないといった状態になることがあります。
休んでも寝ても疲れが取れない場合には、あえて運動をすることが身体にとって効果的です。
運動することで血液循環が良くなり、疲労回復、ストレス解消につながり、自律神経が整いやすくなります。
これを「アクティブレスト(acitive rest)」と言います。
逆に、休息や睡眠は「パッシブレスト(passive rest)」と言います。
つまり自律神経を整えるには、休むのも一つですが、あえて運動することも大事になります。
運動は、30分程度のウォーキングやジョギングなど簡単な運動で構いません。
アクティブレストとパッシブレストをうまく使い分けながら、自律神経を整えましょう。
④昼寝
昼寝のポイントは、
12~15時の間に15~30分の昼寝をすることです。
これによって
8時間分の疲労回復効果があり、自律神経が整いやすくなるのです。
こういった短時間の積極的な昼寝を「パワーナップ(power nap)」と言います。
集中力、判断力、理解力の向上といった仕事の効率を上げる効果もあるのですが、
・疲労回復効果
・ストレスの減少
などの効果もあります。
世界的企業のAPPLEやGOOGLE、MICROSOFTやNIKEでは、オフィスに仮眠スペースを設けたり、睡眠装置を置くなどして積極的に昼寝を推奨しています。
ぜひ取り入れてみることをお勧めします。
⑤食生活の改善
食生活も自律神経に影響します。ここで大事になるのが腸内環境です。
正しい食生活にはいくつかポイントがあります。
・水分の確保
朝起きたらコップ1杯のお水を飲むようにしましょう。
起床時に胃にお水を流すことによって、交感神経と副交感神経のバランス切り替わります。朝は体の内側から目覚めるように意識するといいです。
水分は身体を構成する上で大切です。
1日お水を1.5〜2ℓ飲むように意識しましょう。
コーヒーやお酒は利尿作用があるので、水分としてカウントしないように気をつけてくださいね。
・バランスの取れた食事
体は食べたもので作られています。栄養のバランスを意識して、できるだけ決まった時間に食べるようにしましょう。
栄養素は、糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが大切です。
お肉や魚、野菜など、いろんな種類を食べるように意識してください。朝は一汁三菜を意識して、具沢山のお味噌汁や卵、納豆などを食べるといいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私なりに自律神経を効果的に整える方法についてご紹介しました。
自律神経を整える方法はネットや本で調べるとたくさんありますよね。自分に合った方法を見つけることが大切ですので、今回の記事も是非参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。